FIDOアライアンス、エグゼクティブ・ディレクター兼CMO、アンドリュー・シキアー著

ヤフーは業界のパイオニアであり、新しいテクノロジーをいち早く取り入れて、顧客サービスのセキュリティとユーザビリティを向上させてきました。 現在、同社はAppleのiOS、iPad OS、MacOS、GoogleのAndroidオペレーティングシステムで パスキーを採用する ことで、その伝統を引き継いでいます。

「ヤフーは、AppleとGoogleのパスキーにいち早く対応した企業のひとつです」と、ヤフーのID事業部である伊藤裕也氏は述べています。 「パスキーは、FIDO認証が従来直面していたユーザビリティの問題を解決し、ユーザーがFIDO認証を使用する際の困難さを劇的に改善します。ヤフーとFIDOアライアンスは、これらの取り組みを通じて、パスワードからの脱却やパスキーの普及を推進し、Web上での認証をよりセキュアでシンプルにすることに貢献していきます。

FIDO標準に基づくパスキーは、パスワードの代わりとなり、ユーザーのデバイス間でWebサイトやアプリへのサインインをより速く、より簡単に、より安全に行うことができます。パスワードとは異なり、パスキーは常に強力でフィッシングに強いです。パスキーは、アプリやWebサイトのアカウント登録を簡素化し、使いやすく、ユーザーのほとんどのデバイスで機能し、物理的に近接した他のデバイスでも機能します。

パスキーは、消費者がウェブや世界中のアプリやサービスにサインインする方法を根本的に変え、パスワードやOTPの負担や脆弱性から、ユーザーが毎日何十回もデバイスのロックを解除するのと同じアクション(通常は生体認証やローカルPINコード)を実行してサインインできる、根本的に強力でシンプルなアプローチに移行します。

ヤフーによると、アクティブユーザーの70%以上がSMSまたは FIDOベースの生体認証パスワードレス認証を使用しています。 パスキーを使用すると、Yahoo! JAPANの顧客は、すべてのアカウントですべてのデバイスを再登録することなく、新しいデバイスを含む多くのデバイスでFIDOサインイン資格情報にアクセスできます。

Yahoo! Japanは、ユーザーがパスキーでサインインできるようにすることで、日本およびFIDOアライアンスの理事会、FIDOジャパンワーキンググループ、その他のFIDOアライアンス組織で重要な役割を果たし、FIDOアライアンスの主要なイノベーターとしての役割を果たし続けています。

Yahoo! JAPANの発表はこちら