Joon Hyuk Lee と Atsuhiro Tscuhiya、APAC 市場開発チーム
[Snapshots of AMF Inauguration Members]
世界が世界的なパンデミックの封じ込めに苦労する中、サイバー犯罪者は攻撃を開始し、人々が感じている不安や不確実性を利用しています。 彼らは信頼できる当局やブランドになりすまして、被害者を欺きます。 サイバー犯罪者は常に機会と脆弱性に目を光らせているため、これは驚くべきことではありません。
世界経済フォーラムの「2020年グローバルリスクレポート」によると、サイバーセキュリティは世界のリスクのトップ10にランクインしており、サイバーリスクへのエクスポージャーを減らすことはビジネスリーダーの優先事項となっています。
一方、サイバーセキュリティとテクノロジーの専門家は、パスワードへの依存を完全に廃止しないまでも、減らすべきだという意見に圧倒的に同意しており、すべてのデータ侵害の 80 %は脆弱なパスワードまたは盗まれたパスワードに関係しており、すべての攻撃の 29% は後者を利用しています。
パスワードの使用には多くの課題があります。 私たちがますます生活し、ミッションクリティカルな仕事をオンラインで行うようになるにつれて、接続されたデバイスやオンラインサービスへの安全なアクセスがこれまで以上に重要になっています。 認証基準を引き上げ、パスワードへの依存を減らす必要性は、かつてないほど急務となっています。
APACマーケティングフォーラム
2012年以来、FIDOアライアンスはアジア太平洋(APAC)全域の組織と協力して、パスワードへの依存を減らし、認証に対するよりシンプルで強力なアプローチの採用を奨励しています。 現在、この地域には官民合わせて40名近くのメンバーが参加しています。
先日、これらのメンバー組織から30名以上の代表者が集まり、第1回FIDOアライアンスAPACマーケティングフォーラム(AMF)が開催されました。 AMFはバーチャルで開催され、マーケティング関連の非公式な議論でした。
このイベントは、メンバーがつながり、互いの市場について学び、ベストプラクティスを共有するためのプラットフォームを提供しました。 これにより、メンバー間のコミュニケーションと協力、および認証業界全体が促進されました。
APACにおける最近の取り組み
APACのFIDOメンバーも、ここ数ヶ月で大きな進歩を遂げています。
FIDO認証を導入した企業には、インドネシアのPrivyID、日本のNTTドコモ、KDDIなどがあります。 さらに、VinCSSはベトナムで初めてFIDO2認定の強力な認証サーバーを開発しました。
FIDOは、台湾情報通信規格協会(TAICS)と台湾のSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)が作成した公式規格文書にも含まれていました。
また、台湾では、台湾キャセイユナイテッド銀行が、8月に顧客にリリースされたアプリの最新バージョンにFIDOロゴを追加しました。
さらに、FIDOセキュリティキーサポートキャンペーンや 2020 FIDOハッカソン – Goodbye Password Challengeなどのイベントを成功させ、メンバー組織が物理的な距離を保ちながらも互いに交流する機会を提供しました。
パイプラインのアクティビティ
今後は、デジタルとオンサイトの両方で、メンバーがイノベーションを促進し、ケーススタディを共有できるコラボレーションマーケティングイベントをさらに開催することを目指しています。 現在、計画されているイニシアチブは次のとおりです。
- 四半期に一度開催されるFIDOアライアンスのバーチャルAMFでは、ディスカッション後の最新情報をFIDOブログで共有します。
- FIDOアライアンスの四半期メンバーニュースレター
- FIDOアライアンスのオリエンテーション資料を更新し、APACメンバーのニーズに合わせてカスタマイズされた内容を追加
次回の10月のバーチャルミーティングでお会いできるのを楽しみにしています!
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これらのエキサイティングな新しいイニシアチブへの参加をご希望の方、またはお問い合わせがございましたら、お気軽に tsuchiya@fidoalliance.org お問い合わせください。
AMFに参加することで、APACの主要な認証プレーヤーとつながることができるだけでなく、FIDOブランドの認知度向上やプロモーション活動にグローバルチャンピオンと一緒に参加できるというメリットも得られます。
